ポルトガル(2) − リスボン−バイシャ地区周辺

今日から何日かリスボン(Lisboa)を見ていきます.リスボンの観光は,バイロ・アルト(Bairro Alto)からシアド(Chiad),バイシャ(Baixa)辺りの徒歩での観光でも十分楽しめますが,公共交通機関を使ってベレン地区(Belém)などにもう少し足を伸ばすといろいろあります.とにかく見所が満載ということです.プラン作りが大切です.今日はバイシャ地区を中心に見ていきます.


まずは,ドン・ペドロ4世広場(Praça D. Pedro IV)です.最寄りの地下鉄駅はRossio,CPもRossioが最寄りです.バイシャのショッピング街へはすぐ側ですし,この広場やすぐ隣のフィゲイラ広場(Praça de Figueira)にはバスがたくさん来ます.この広場は昔は異端審問所として使われたそうですが,現在ではその面影も残っていないですね.


アウグスタ通り(Rua Augsuta).バイシャ地区のメインストリートと言っていいと思います.門の先にはコメルシオ広場(Praça do Comércio)が映っていますが,私が行ったときは広場は工事中で入れませんでした.工事が終われば,テージョ川(Rio Tejo)も見えて景色が楽しめます.通りの近くには,地下鉄のバイシャ・シアド駅(Baixa/Chiad)やツーリストインフォメーションがあります.この通りのインフォメーションは建物ではなく,屋台みたいなのが道路の真ん中に出ています.かなり詳しく教えてくれますので,順番待ちをする価値があります.


バイシャ地区でよく見かけたのが焼き栗の店です.味はまあまあですね.ちょっと小腹がすいたときに歩きながらつまむのもいいですが,リスボンにはおいしい食べ物が多いので,焼き栗でおなかを満たすのはちょっともったいない気がします.


バイシャ地区の東側には,サン・ジョルジュ城(Castelo de São Jorge)があります.すぐそばに見えるのですが,歩いて上がろうとするとこのような階段を上らないといけないため,結構きついです.フィゲイラ広場から37番のバスでお城の近くまで行くのがいいと思います.


サン・ジョルジュ城の入場料は5ユーロですがリスボンカードで1.50ユーロ引きになります.中は結構広く,博物館もあります.夜も遅くまで開いているので,夜景を見ることもできるのですが,中はあまり明るくないので移動が大変です.


サン・ジョルジュ城からの夜景.手前にはフィゲイラ広場,そのすぐ奥にはドン・ペドロ4世広場が見えます.


ロッシオ駅(Rossio).ドン・ペドロ4世広場の近くにあります.博物館か劇場かという堂々とした構えです.この駅は,CPという鉄道の駅で,メトロのロッシオ駅とは場所が違います.CPではここからシントラ(Sintra)まで行くことができます.リスボンカードがあればシントラまで電車に乗ることができるので便利です.リスボンカードを使わない場合は,SuicaのようなCPのカードを買ってそこに料金をチャージします.その際,カードの発行料が0.50ユーロかかります.

この地区は歩いての観光がいいですが,バスなどもうまく使うと効率よく回ることができます.通り沿いの土産物屋が目に付きますが,デパートや小さな店をのぞくのもいいですね.

本日はここまで.