フィンランド(2)−ヘルシンキの市内

今日はヘルシンキの市内を回ってみようと思います.

ヘルシンキは多くの見どころがあるので,すべてをみて回るのは難しいです.今回は3泊だったので,あまり遠くへは行かずに,トラムやバスを使って近場を回ってみました.特に,3B&3Tが使い勝手がいいです(2015年時点では,このトラムはなくなっていました).

まずは中央駅.ここには,多くのトラムが来るので,移動の拠点になります.




中央駅の構内.左にある緑の場所がインフォメーションです.ここでは,市内のマップやヘルシンキの観光情報が載っている冊子を無料でもらえます.写真の右に映っているのは,寿司バーです(2015年時点では閉店になっています).ヘルシンキでは寿司を売っている店や日本料理店が多いですが,日本人の作る料理にはなかなか出合えないようです.




ここは,カンピ(Kamppi)のデパートです.トラムやいくつかのバスが近くに止まります.また,駅から徒歩で来ることもできます.さまざまなブランドショップやスーパー,軽食屋などが入っており,地下はバスセンターになっています.




リンナンマキ遊園地(Linnanmäki).入ってみるだけなら無料ですが,乗り物に乗るならば1日券が必要です.中はそんなに広くはなく,ヨーロッパの遊園地という感じです.この写真の左に見える観覧車は,屋根がなさそうですよね.ウイーンのプラーター遊園地(「ウイーン(5)−プラーター遊園地」の回参照)の観覧車と同じ形です.




市内も大通りや観光客が多い所はごみごみしていますが,1−2本道路をずらすと静かなヘルシンキの街も見ることができます.この写真も,人通りの多いエスプラナーディ公園(Esplanadi)から歩いて数分の所です.




この公園は名前が分かりませんでした.とても小さな公園ですがきれいに整備されています.この女性の像は,奥にいるカモメを狙っているわけではありません.たぶん・・・

この写真の左側には,「Design Forum Finland」があります.日本人なら必ず行くであろうお店ですね.確かにデザインのいい家具はありますが,値段を考えると・・・「?」ですね.




ウスペンスキー寺院(Uspenskin Katedraali).ヘルシンキには,寺院や教会がたくさんあり,それぞれが独特の景観をしています.いくつか比べてみるのも興味深いです.4番のトラムが近くを通りますが,海近くのマーケット広場(Kauppatori)から歩いてきた方がいいでしょう.




他の教会等はシンプルな感じですが,この寺院の中は壮麗です.もちろん中では静かに,服装も気をつけてください.ここでは,騒ぐと怒られます.




ルター派大聖堂(Tuomiokirkosta).この前は上院広場になっており,ロシア皇帝アレクサンダー2世の像があります.ひときわ目立つ純白の聖堂は存在感が違います.大聖堂は閉め切られているように見えますが,昼間であれば中に入ることができます.




テンペリアウキオ教会(Temppeliaukionkirkko).天然の岩山をくり抜いて作られた教会です.ほとんどの観光名所は中央駅の南側にありますが,ここは,駅の西側で少し外れたところにあります.




中は普通の教会とは全く異なる趣です.天井部分はガラス張りになっており,明るい感じです.音響効果も高く,コンサートにも向きそうです.時間帯が合えば,ピアノやパイプオルガンの演奏が聴けます.




トーロ公園(Töölön puisto).中央駅の北西にあります.湖を囲むように公園が作られており,ヘルシンキ市民の憩いの場となっています.




フィンランドにはこのようなアイスクリームを売っているスタンドがたくさんあります.普通はアイスクリームを売っていますが,ソフティス(Softis)というと,ソフトクリームが手に入ります.ドイツではソフトクリームはなかなか手に入らないので,久しぶりにソフトクリームを楽しみました.


ヘルシンキには,劇場や博物館もたくさんあります.船に乗れば動物園にも行けます.エクスカーションもたくさんあり,飽きることがありません.日数があれば,ヘルシンキをさらに楽しむことができると思います.


本日はここまで.

追記(2015年):海辺の野外マーケットの近くに市庁舎があります.多くの人が出入りしていますが,実はここには無料のトイレがあり,トイレ利用者がたくさんいます.観光のパンフレットもある便利な場所です.