Tictac2017

 

今日はこの1年で手に入れたTictac(チックタック,ヨーロッパで人気のラムネ菓子)のお話です.

 

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写真は大きいサイズのTictac.ドレスデンで買いました.今年見つけた味はサワーとスイートのいちご味と赤リンゴと青リンゴのアップルミックスです.どちらも今までにもあった味ですが,最近は容器が丸くなっています.右のカテゴリーから古いTictacの記事に飛べますが,昔は四角い容器でした.

また,この丸型はふた全体が向こう側にパカッと空きます.ちょうどFüllHöheと書いてある矢印の部分から向こう側に開くので,一度に何粒も取り出すことができます.運転中は口にたくさん入りすぎる難点もありますが,結構便利です.ふたの部分が四角時代よりも大きくなったことで,この部分のデザインも変わっており,車で・オフィスで・自宅でという絵も入っています.

 

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プラハで手に入れたものです.通常のミントは白で容器が白または青ですが左のものは薄い緑の粒も入っています.個人的にはミントは強すぎて苦手ですが,珍しかったので買ってみました.白はいつもの強烈なミント,薄い緑はややマイルドなミントでした.裏の表示はチェコ語とスロバキア語だけしかないので,地域限定かもしれません.

真ん中はTictacではありませんが,キオスクのおじさんが「これもおススメ」というので買ってみました.Pat&Matは旧チェコ=スロバキア時代の人形劇で,毎回いろんな工具が出てくるみたいです.昔のお助けマニーといったところでしょうか.1976年から96話が創られたそうです.やさしめの味で,赤はチェリー,黄色はレモンだと思います.

右はTictacです.今回はマギーしか手に入れられませんでしたが,Ferrero社のホームページではホーマーとバートの箱もあるようです.2016年から販売されています.

 

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マージの顔が3種類ありました.バナナのような味がしたのですが,ブルーベリー味だそうです.ちなみに,ホーマーはドーナツ,バートはバブルガム味だそうで,3人の絵が描かれたコーラ味も発売されているそうです.

 

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最後はアメリカのお土産でもらったものです.3種類のストロベリーアジと飴の味がするTictacです.アメリカで販売されていますが,生産はアイルランドのようでした.

 

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ラムネに文字などを書く技術によっていろいろなパターンが創れます.今後はカラー化も進んでいくでしょう.

 

Ferrero社のCSRレポート2015によると,Tictacは1969年に誕生したそうです.現在は70カ国で販売されており,年間550億粒生産されています.2015年には1100以上の味がテストされたということで,毎年いろいろな味が出されています.イタリア,アイルランド,ポーランド,カナダ,エクアドル,ブラジル,南アフリカ,インド,オーストラリアの9カ国で生産されています.

Tictacに使われている砂糖は,サトウキビ由来のものとサトウダイコン由来のものがあるそうです.そのうち,サトウダイコンはすべて遺伝子非組み換えのものを使い,サトウキビは2020年までに100%を持続可能な生産をしたものに調達先を切り替えようとしています.その他のデキストリンやフラクトースなどの材料のについての記述も見られます.

ケースも1969年の5.2グラムから2002年には3.5グラムに軽量化されており,プラスチックなどの使用量削減を進めているそうです.現在は,27粒,33粒,37粒,60粒,100粒,110粒の6種類があります.また,レポートにはありませんが,60ケース入ったビッグパックには1ケース辺り6粒ほど入っています.

 

個人的にはTictacは湿気を吸いやすいと感じているので,買ったら2-3カ月以内に,ふたを開けたら1-2週間以内くらいに食べ切るのがおススメです.

 

本日はここまで.