アイスカフェ

6月に入り,マールブルクも暑くなってきたので冷たい飲み物のお話です.


カフェやレストランでコーラなどのジュースを飲むことは1年中できますが,夏になると,アイスカフェやアイスココアが登場します.ところが,このアイスカフェ,日本のものとは全く違います.まずは,アイスカフェの写真をみてください.






これがアイスカフェです.1つ目の写真はウイーンの郊外の店で,2つ目の写真はカッセルで飲んだアイスカフェです.そう,こちらのアイスカフェは,コーヒーにクリームがのっているのです.このクリームは店によって違うのですが,ホイップクリームであることが多いです.つまり,ものすごく甘い飲み物なんです.しかも,コーヒーがぬるい店も多く,日本のコーヒーフロートとはちょっと違います.思ったより冷たくない店が多いです.


今までの所,ドイツとオーストリアではアイスカフェというと100%これが出てきます.日本への留学経験のあるドイツ人とカフェに行った時に,日本のようなアイスコーヒーはないのか聞いてみてくれと頼んでみました.そこは,マールブルクのオーバーシュタットにあるカフェだったのですが,四角い氷を入れてくれと頼めば日本風のアイスコーヒーが出せるかもしれないとのことです.でも今日は無理だけどね,といわれたので,実際にはほとんど不可能でしょう.


冷たいジュースを頼んだ時も,氷が入っていない店が結構あります.私の感覚では,氷が入っている店と入っていない店は半々くらいです.これはドイツでのお話で、ヨーロッパでも国や地域によって氷の入り具合は異なります.





ウイーンのカフェで頼んだアイスカフェです.写真では分かりずらいのですが,このカフェではコーヒーを凍らせて作った氷が入っています.この写真は2008年に撮ったものです.このカフェは好きなので,ウイーンに行くと必ず立ち寄るようにしています.






夏になると,アイスショコラーデという名前で呼ばれるアイスココアも登場します.当然ながら,こちらもクリームののった飲み物です.これは,カッセルのオランジェリーで頼んだアイスショコラーデです.


ドイツ人は甘いものが大好きなので,このような冷たい飲み物ができたのでしょう.日本では味わえない飲み物なので,夏にドイツに来た時にはぜひ試してみてください.


本日はここまで.