ケルン(1) − ケルン大聖堂

今日からはケルン(Köln)のお話です.ケルンは今回の滞在で最後の訪問地になりました.

ケルンは英語やフランス語ではコロン(Cologne)といいます.ケルンはドイツでも有数の大都市で,ライン川(Rhein)のほとりにあります.フランクフルトからはICEで約1時間,フランクフルト空港からも1時間弱です.


フランクフルトから電車でケルン入りすると,まずこの光景が出迎えてくれます.ホーエンツォレルン橋(Hohenzollern Brücke)とケルン大聖堂(Kölner Dom)です.ケルンの中央駅は橋のすぐ向こうにあります.このホーエンツォレルン橋は歩いて渡ることができますが,明日またお話しします.


ケルン中央駅(Hauptbahnhof).駅から出ると,すぐに大聖堂が目に入ってきます.主だったホテルは大聖堂の近くにあるので,見つけるのもそれほど難しくないと思います.ここが観光の中心になります.


ケルン大聖堂.大きすぎて一枚に収めることができません.西暦870年まで歴史がさかのぼれるようですが,現在の建物は600年以上もの歳月を経て1880年に完成したそうです.大聖堂の高さは157メートル,このうち約100メートルのところまでは歩いて登ることができます.


大聖堂の塔からの眺め.ライン川が流れています.フランクフルトは写真の奥の方角になり,手前にはドイツァー橋(Deutzer Brücke)が映っています.塔に登ったら,その後は大聖堂の宝物庫も見ていってください.


ケルン市内の移動手段はバスとトラムです.トラム中心部では地下を走っており,ある程度中心から離れると地上に出てきます.ケルンでは,ケルンカード(Köln Welcome Card)が発行されており,市内交通が無料になり,博物館等も割引になります.24時間券は9ユーロで,2日分必要であれば2枚買います.割引のきく施設は多いので持っておいて損はないと思います.


ホーエ通り(Hohe Straße).狭い通りですが,観光客でいっぱいです.大聖堂からノイマルクト(Neumarkt)やホイマルクト(Heumarkt)に行くのに利用します.


大聖堂から10分弱歩くと,ケルン市博物館(Kölnisches Stadtmuseum)があります.地下鉄のAppelhofplatzからも行けますが,大聖堂や中央駅からなら歩いて行けます.


入場料は4.20ユーロですが,ケルンカードで2.40ユーロになります(2010年の情報).中世のケルン市の模型や20世紀のものもあります.2階には船の模型などもあります.あまり観光客は来ないようですが,時間があればぜひ行ってみてほしい所です.

本日はここまで.